関羽は強いの?
三国志覇道の武将の強さを、DPSを計算して数値化しています。今回は天賦900の関羽です。
まず戦法の内容から。
「対象の騎兵相性を悪くする。さらに400%の攻撃。」
実は「対象の騎兵相性を悪くする。」というのがクセものでして、馬超の戦法「自身1部隊が全ての兵科に対して好相性になる」と似て非なるものです。
関羽の戦法は、相手部隊の相性属性を悪くするもので、馬超の戦法は自部隊の相性属性を良くするものです。物体は、部隊と違い基本的にデバフ効果を受けません。なので関羽の戦法は対物に対して無効です(馬超は自身が変化するため有効です)。ただ、相手の相性を悪くするため、複数の騎兵部隊で1つの部隊を攻めているときには、他の部隊にも恩恵があります。つまり駐屯時など対部隊向きの戦法となっています。
さらに、馬超の戦法ではもともと通常相性の敵に対して、相性変化により1.4-1.5倍ダメージ量が増える一方で、関羽の戦法では1.2倍程度しかダメージ量は増えません。また馬超と関羽の戦法を重ねがけしても倍率は増加せず、1.5倍程度にとどまるようです。
DPSを計算してみます。戦法や会心の発生しない部隊の、通常相性の相手に対するDPS(秒ごとの平均ダメージ)を1とすると、関羽の対部隊DPSが2.14なのに対し、対物DPSは1.85と下がります。馬超は対部隊、対物DPSとも2.25なので、戦法だけで言えば天賦850の馬超に劣るということになってしまいます。
優秀な騎馬武将の揃う蜀陣営では特に、主将としてはあまり強くない、というのが結論になるかと思います。ただステータスや2つの技能(神速、威風)は申し分なく、補佐としてや、対部隊戦の副将としては優秀です。
では。
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